

なぜ今、マイナス金利?融資をしなきゃ経済が回らない!
2016年1月、日銀が発表した「マイナス金利」政策。
金利がマイナスになることで、「お金を預けておけばおくほど、お金が減る」という逆転現象が発生するようになります。
とはいえ、この対象は「日銀にお金を預けている、各銀行や金融機関」のみ。
私たちの銀行預金が、マイナス金利でお金が減る…ということは、今のところありません。
ですがなぜ、今、マイナス金利なのでしょうか。
今回の日銀マイナス金利政策の理由を、考察してみました。
お金とは、経済の“血液”です
突然ですが…。お金って、なんだと思いますか?
私たちにとっては、日々の生活の糧。無くては生きていけない、大切なもの。
「たくさん持っている」「たくさん稼ぐ」ことが重要で、「あまり使わないこと」が大切…。そんな風に思いますよね。
ですが、国や地域、社会にとってのお金は、少し違います。
私たちの暮らす、この日本。
あなたの住む街。
大切な生まれ故郷。
こうした“社会”にとっては、お金は“血液”の役割を果たします。
上の図は、社会をお金がまわっていく様子です。
出勤前にコンビニでドリンクを買いました。
そこで支払ったお金は、社会をぐるぐると回って、あなたのお給料の一部として戻ってきます。
このように、お金は社会を巡って(めぐって)いきます。
お金の「めぐり」が良くなれば、社会はどんどん元気になっていきます。
逆に「めぐり」が悪くなると、社会はどんどん元気を失ってしまいます。
だから、お金は社会にとって“血液”なんですね。
銀行にお金=血液が溜まってしまうと、社会が元気を失ってしまいます。
お金を社会にどんどん巡らせていかなければ、改善できません。
そのために行われるのが、実は“融資=お金の貸付”なんです。
マイナス金利=お金を貯めると損する=融資が活発になる!
銀行に溜まりこんだお金を、社会に巡らせていくためには、融資を活発にしなければいけません。
そのために行われたのが、今回のマイナス金利なんです。
マイナス金利を導入すると、銀行は、お金を持っておくより、融資したほうが圧倒的に有利になります。
※詳しい説明は、こちらのページに記載しています。
日銀マイナス金利で“大融資時代”到来!お金を借りなきゃ損する時代がやってくる?
日銀マイナス金利
⇒ 銀行からの融資が活発になる
⇒⇒ お金=社会の血液がどんどん回る
⇒⇒⇒ 社会が元気になる!
こういう流れを作るために、マイナス金利の導入が決定されたんですよ!
マイナス金利で、本当に日本が元気になるの?
マイナス金利の導入で、銀行や金融機関は、“お金を貸さなければ不利になる状況”となりました。
これにより、融資が活発化して、お金のめぐりが改善され、日本が元気になる…。
実際のところ、そんなにうまく行くんでしょうか?
その答えは、私たち一人一人に掛かっています。
融資の活発化を起こすためには、「借りる人」が絶対に必要だからです。
お金を借りるのは、企業や団体、法人だけではありません。
私たち一人一人も、個人向け融資(カードローン)で、お金を借りることができます。
お金を借りて、使って、返す。
たったの1万円だけでも、1000人で行えば、1000万円規模の経済活動になります。
これに「経済波及効果」(お金のめぐりで生まれる力)を加えれば、数億円、数十億円…たいへんな規模の活性化になるんです。
当サイトとしても、日本を元気にするために、ささやかなご提案をさせて頂いています。
私たちが“1円も損をせずに”、日本を元気にできる方法です。
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