実はありがち?節約失敗の3つの原因とその対策
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「節約しなきゃ!」と思って取り組んでも、いざやってみると何日も続かない…なんていう悩みもありますよね。
節約、と簡単に言ってしまいますが、実際にやることは、ライフスタイルを変えることそのものです。
一度身に付いた習慣は、良くも悪くも、なかなか変えられません。
だからこそ難しいのですが、逆に言えば、無駄遣いの習慣を改めて、節約の習慣を身に付ければ、貯金や借金の返済もできるようになります。
ここでは、そんな節約習慣を身に付けるための、「節約が続かない原因と解決策」を解説していきます。
原因その1:我慢ばかりをしてしまう
節約失敗の最大の原因は、「我慢によるストレス」です。
たとえば、今までは一食1000円使っていた人が、500円にする…と考えてみましょう。
1000円あれば、コンビニのお弁当やお惣菜も、ファミレスのメニューも、ラーメン屋やカレー屋、定食屋のご飯も、だいたい食べられますよね。
ですが、それを一気に500円にする…となると、選べるメニューは、ほとんど限られてきます。
格安のお弁当を買っても、飲み物は自分で用意しなければ、500円以上は掛かりますよね。
今までできたことが、できなくなるのは、思った以上に大きなストレスになります。
このストレスに耐え続けることは、ほとんどの人はできません。
解決編:我慢しなくても節約できる方法を探そう!
ストレスを“気合と根性”で乗り切ろうとするとのは、精神衛生上、良くありません。
それよりは、「そんなに我慢しなくて良い方法を探す」ほうが、オススメです。
食事の例で考えましょう。
一食1000円を500円に減らすストレスは、“お金が使えないから”ではありませんよね。“満足に食べられなくなること”が、ストレスの原因です。
ですから、たとえば自炊でお弁当を作ったり、もっと安いお店を探したり…と工夫することで、食費を減らしつつ、食事の満足感はキープできます。
また、別の部分で節約をして、食費は据え置きにする…という考え方もありますね。
原因その2:油断して、そのまま無駄遣い生活に戻ってしまう
たとえば、こんなパターンです。
あなたは節約生活をはじめて、1日、2日…1週間がんばりました。
節約1週間目、はじめての休日です。
「今週は頑張ったし、今日ぐらい贅沢してもいいよね?」
こうしてその日は豪勢に遊んでしまい、翌日からまた節約生活…とはならないのが、人間の心の弱さです。
いったんタガが外れてしまうと、そこから厳しい生活に自分の意志で戻るのは、本当に難しくなります。
『自分へのご褒美』を無造作にあげてしまうと、無駄遣いの習慣は改善されません。
解決編:自分へのご褒美も、しっかりコントロールしよう
頑張った自分へのご褒美は、私も「必要なこと」だと思います。
ですが、「節約を頑張ったから」というのは、ちょっと違います。
節約とは、“習慣を変えること”です。
そして習慣とは、“頑張らなくても、普通にやっていること”です。
『節約を頑張ったから、自分へのご褒美』というのは、『頑張っている=そもそも習慣になっていない』ので、節約が身に付いていないんです。
身に付いていない、できていないのに、ご褒美をあげてはいけませんよね。
節約以外で、何かつらいことや、大変なことを乗り切ったり、頑張ったりした時は、「自分へのご褒美」も良いでしょう。
ですが、『節約を頑張っている』と思っているうちは、まだ節約になっていません。
「今日ぐらいいいよね」「自分へのご褒美」という気分の時こそ、油断せずに、気持ちを厳しく持ちましょう。
原因その3:そもそも無駄が見えていない
たとえば、130円の電車代を節約するために徒歩で通勤し、その途中で毎回、缶ジュースを買っている人がいたら、あなたはどう思いますか?
「節約になっていない!」…ですよね。
(ちなみに、電車代で交通費支給を受け取りながら、その他の手段で通勤すると、横領罪に問われます。絶対にやめましょう。今回はあくまで“例え話”です。)
このような失敗…節約しているつもりで、節約になっていない…は、意外とありがちな事の一つです。
・「安いから」と、着もしない古着を大量に買い込んでしまう
・ご飯代を削りながら、「小腹がすいたから」とお菓子を食べてしまう
…etc。
「3歩進んで2歩下がる」ならまだ良いのですが、「3000円節約して5000円ムダ遣いする」ようなことは、まったく良くありませんよね。
解決編:家計簿をこまめにつけて、お金の使い方を把握しよう
この失敗は、「自分のお金の使い方が、客観的に見えていないこと」が原因です。
今回のように文章にすると、「そんなの節約になってないじゃないか」と冷静にわかりますよね。
これは、お金の使い方が、客観的に見えるからです。
ですが自分の行動になると、なかなか客観視できないのが、人間の難しいところ。
冷静に考えれば避けられる失敗も、ついついやってしまいます。
だからこそ、家計簿をこまめにつけて、お金の使い方を客観的に見ることが大切です。
数字として記録していけば、本当に節約になっているのか?ほかに削れるところは無いのか?など、改善点も見えてきますよ!