お金が借りられない？申込みブラックの落とし穴
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「審査に通るか不安…」
「借りられるだけお金を借りたい！」
そんな気持ちから、いくつもの会社に一度に融資の申し込みをするのは、返ってお金を借りられなくなる恐れがあります。
そうした「申込みブラック」と呼ばれる状態について、解説していきます。
はじめてでも借りられなくなる？申込みブラックとは
短期間のうちに、いくつもの会社に融資を申し込むと、逆に「どこもお金を貸してくれない」という状態になる場合があります。この状態を、「申込みブラック」と言います。
銀行や消費者金融など、金融業界は、顧客の信用情報を共有しています。「いつ、だれが、どこに、いくらの融資を申し込んだか」といった情報が、国の委託運営する“個人信用情報機関”に登録され、その情報を元に融資判断を行っているためです。
そこでたとえば、一度にＡ社、Ｂ社、Ｃ社、Ｄ社の４社に申し込みをすると、「一気に４社に融資の申込みをした」という情報が、その４社を含め、他の業者にも伝わります。
その情報を見た各社は、「この人はお金に困っており、金策に走っているのではないか」と判断されるんです。つまり、「お金がない人」であり、「貸しても返ってこない“不良債権”になる危険性が高い」と見られてしまうんですね。
たとえ誤解であったとしても、こうした状態になってしまうと、結果としてどこもお金を貸してくれなくなります。
一般的には、「一ヶ月に３社以上の申込みで、申込みブラックになる」と言われています。一度に申し込むのは、多くても２社ほどにしておきましょう。
申込みブラックの情報はいつ消える？
さて、「もう申込みブラックになってしまった」という場合です。こうなるとずっとお金を借りられないのか…という心配もありません。
申込み情報はおおむね６か月で個人信用情報機関から抹消されるため、６か月たてば申込みブラックも解除されます。
のであれば、申込みブラックになっている恐れがあります。申し込んだ月から６か月経つのを待って、再チャレンジしてみましょう。
今度は、３社以上に一度に申し込むことがないよう、しっかり選んで申し込みましょう！
