カードだけ作る!カードローンを契約してお金を借りない方法とメリット
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キャッシングやカードローンに「契約する」ことは、「お金を借りる」こととは違うってご存知でしたか?
たとえば、『100万円で申し込んで契約できたら、すぐ100万円の借金が生まれて、100万円の返済義務が発生する…』なんてことには、実はならないんですよ!
こうした「契約」や「借入額」「限度額」などの仕組みについて、このページで解説していきます。
この仕組みを利用すると、キャッシングやカードローンを、“保険よりも有利な、いざというときの備え”に使うこともできるんですよ!
契約=借金じゃない!カードローンやキャッシングの仕組み
カードローンやキャッシングは、実は、契約=借金ではありません。
この仕組みを理解するのに必要なキーワードは、次の3つです。
借入希望額 | 申し込みをするとき(契約する前)に、「いくら借りたいですよ」と申込者が伝える金額です。 |
---|---|
限度額 | 「上限いくらまで借りられますよ」という金額です。審査によって決まります。 この限度額の範囲内で、お金を借りたり返したりできます。 |
借入額 | 限度額のうち、実際に借りている金額です。いくら借りるかは、限度額の範囲内で、利用者が自由に決められます。 1,000円単位で借りれる業者も増えてきているんですよ! |
<例1>
~申込~
利用者 「3万円借りたい!希望額3万円で申し込みをしよう!」
~契約~
業者 「審査の結果、10万円の限度額になりました!よろしくお願いします!」
~借入~
利用者 「やっぱり1万円だけあれば大丈夫。一万円だけ借り入れよう!」
この例の場合、限度額は10万円で契約していますが、実際に返済義務の発生する借り入れは1万円だけになります。
もちろん、契約してカードだけ作り、あと借りずにそのまま「限度額だけ確保しておく」ことも可能です。
カードだけ作り、限度額を確保しておくメリットその1
キャッシングやカードローンの契約をして、お金を借りずにカードだけ持っておくことは、意外と大きなメリットがあります。
それは、『いざという時、素早く現金調達ができる』ことです。
たいていのカードローンやキャッシングは、契約さえ済ませておけば、借入・返済は24時間365日利用できる方法が用意されています。
なので、いざ急にお金が足りなくなった時も、限度額さえ持っておけば、すぐに対応できるんです。
その日のうちに契約してお金を借りられる、「即日融資」対応の業者もありますが…。
こちらは昼過ぎまでの契約が必要だったりと、時間制限もあり、当日中に必ず借りれるとは限りません。
一方、先に契約だけ済ませておけば、そうした時間や曜日を気にせずに、借入することも可能です。
-私の体験談:急にお金が必要になって困ったこと
「お父さんが倒れたから、すぐに帰ってきて!」
そんな電話を、遠く離れた実家から受け取り、大いに焦ってしまったことがあります。
父が倒れたこともショックでしたが…。
なにより、急いで帰りたくても、ちょうどその日は給料日前。
新幹線に乗らなければ駆け付けられない時間ですが、片道1万円近くの交通費も持っていなかったんです。
両親にお金を振り込んでもらおうにも、あいにく土曜日の夜。銀行はお休みです。
まったくもってお手上げでした。
結局その時は、父の容態がすぐに回復したので、問題にはなりませんでしたが…。
もしあの時、父に万が一のことがあったらと思うと、今でもぞっとします。
仮にあの時、キャッシングやカードローンの限度額を持っていれば、すぐに実家に駆け付けられたのに…と、今でも後悔しています。
保険よりも実は有利?カードだけ作っておくメリットその2
カードローンやキャッシングのカードだけ作り、限度額を持っておくことは、ある意味では「保険より有利な、いざという時の備え」になります。
≪保険の場合≫
・契約が満期になるまで、普段からお金を払い続けなければいけない。
・事故やけが、病気など、“保険の条件を満たす不幸”が起きたとき、はじめてお金が受け取れる。
・不幸が起きなければ、毎月毎月、何千円~何万円も払ったお金は、すべて無駄になる。
・仮に不幸が起きても、それが保険の条件を満たしているか調査され、その調査で認めらなければお金は受け取れない
これが、保険の仕組みです。
≪カードローンのカードだけ作っておく場合≫
・必要になる時まで、お金は一円も払わなくて良い。
・必要になったときは、自分の判断で、限度額の範囲内で自由にお金を受け取れる。
・お金を受け取ってから、借りた分+利息分だけを毎月返済。
つまり、カードローンやキャッシングを「後払いの保険」として利用できるんです。
この方法なら、保険のように「不幸が起きなければ、掛け金が無駄になる」ということはありません。
また、自分の判断で借入できるので、「不幸が起きたけど、条件を満たしていなくてお金が受け取れない」といったことも一切ありません。
もちろん、この方法で「いざという時に借りれるお金の総額」は、死亡保険や住宅保険のように、何千万円もの金額にはなりません。多くても500万円程度です。
ですが、傷病保険、入院・通院保険など、もとから降りる金額も少ない保険と比べれば、キャッシングやカードローンで限度額を作っておくほうが、メリットが大きいと思います。
東日本大震災で社会問題になった、ある保険の話
「保険に入っていれば、いざという時の備えは大丈夫」。
そんな常識を覆す出来事が、東日本大震災の時に起こりました。
あのすさまじい震災と津波で、住む家を奪われてしまった方々の話です。
「住宅保険に入っているから、それが降りれば復興生活に希望が持てる…」
ところが実際は、住宅保険のお金をずっと払い続けていたにも関わらず、いざ住む家がなくなってしまっても、保険は降りませんでした。
「お客様の加入されていた保険は、住宅“火災”保険です。“地震保険”ではないので、今回の震災では保険金は降りません。」
「地震保険に入られる方は、火災保険の掛け金とは別に、さらに月々●千円の掛け金が必要です。」
もちろん、火災保険の契約なので、地震で家がなくなっても保険金が降りないのは、「契約通りの公平な結果」です。
それでも、保険の仕組みは、「想定していない(契約に含まれない)不幸には対応できない」ということを、改めて実感させられるエピソードです。