お金がないのは時代のせい!自己責任では説明できない実態
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この【キャッシングにゃんこ】を作るにあたって、私はいろいろなことを勉強しました。
元から知っていることや、自分が経験したことだけでは、皆様のご質問に、責任をもってお答えできないからです。
そうして調べれば調べるほど、ある想いが強くなってきました。
今の世の中、何かがおかしい!
若者のお金がないのは、“時代のせい”でもある!
まず、こちらは少し古いデータになりますが、内閣府の資料、「高齢者の金融資産の有効活用及び社会的責任投資等への資金流入の可能性に関する調査」http://www5.cao.go.jp/keizai2/2006/0621kourei/honbun1.pdf)から気になるデータをご紹介します。
日本人が持っている個人資産は、総額1500兆円ほどあると言われています。
ですが、このグラフをよく見て下さい。
グラフの左側、若者世代の資産が、非常に少ないことがわかります。
資料を元に、グラフを作ってみました。
なんと、30歳未満ではたったの1.3%、
49歳以下の現役世代の資産を合計しても、21.9%しかありません。
残りの約5分の4は、50代以上の世代が持っていることになります。
もちろん、財産は時間をかければかけるほど、増えやすくなります。ですから、年齢が上の世代ほど、財産を持っていることに、間違いはありません。
とはいえ、若者があまりに財産を持ってなさすぎるのでは?という気がしてなりません。
経済の専門家も、「財産が一部の世代に偏っている」ことを指摘しています。
大和総研の2012年春の調査報告(http://www.dir.co.jp/souken/research/report/capital-mkt/cho1201_05all.pdf)では、『金融資産は60歳代の一部へ偏在してきたと考えられよう』と報告されています。
※上の画像の下線は当サイトによるものです。
長寿化が進み、財産の相続が高齢者世代の中で行われるため、高齢者の財産が若年層に流れにくくなっている…ということが指摘されています。
その他、さまざまなデータが、「若者にお金がない」ことを示しています。
金融広報中央委員会の調査では、30歳代の3人に1人が貯金ナシ。 総務省のデータでは、30代以下の財産は、平均がマイナス45万円の借金という結果も出ています。
(※総務省「家計調査」2014年、金融広報中央委員会「家計の金融動向に関する世論調査」による)
確かに、「お金のことは自己責任」です。
とはいえ、数々のデータを見ていると、「自己責任では片付けられないほど、若年層、現役世代にお金がない」ことは明らかです。
それでも自分の人生は、自分で守らなければいけない
今の若者、現役世代には、お金がありません。
個人差はあると思いますが、「お金に困っていない」という人は、ほんの一握りだと思います。
「時代が悪い」「国が悪い」「社会が悪い」…全てその通りだと私は思います。
世の中の、何かがおかしいんです。
ですが、そう嘆いていても、あなたのお金は増えません。
だから、私たちは行動しなければいけません。
自分の人生を守るための行動です。
お金を稼ぐこと、節約すること、上手にやりくりすることです。
それは、お金のためではありません。
お金には変えられない、本当に大切なものを守るために、お金と上手に付き合って、困らないようにするんです。
そのための方法を、私が知る限り、そして学んだ限り、この【キャッシングにゃんこ】に詰め込んでいきます。
厳しい時代を生き残るために、お役に立てて頂ければ幸いです。