お年玉の相場の一覧まとめ!小学生・中学生・高校生はいくら?
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お正月になると、子供たちにお金(お小遣い)をあげる「お年玉」。
日本のお正月の伝統的な習慣だと言われていますね。
もらう側だった頃は、お金がもらえて、好きなものが買えるので、本当にうれしかった記憶があります。もっとも、大きな金額になると「お母さん貯金」に没収されてしまうことも、度々ありましたが…。
そんなお年玉の相場も、年々いろいろと変わってくるようです。
私が子供の頃は、500円ももらえれば十分嬉しかった記憶がありますが、今年はどのくらいが相場なんでしょうか?
さっそく調べてみました!
今年のお年玉の相場はいくら?年齢別まとめ!
ネットの評判や、皆様の体験談などを元に、お年玉の相場を調べてみました。
小学生 : 3000円
私(30代)の子供の頃の感覚からすると、「え、そんなに!?」とビックリする金額です。
ですが、今は子供向けのおもちゃも高価になっているので、このくらいの金額がないと、欲しいおもちゃの一つも買ってあげられないんですね。
もっとも、小学生のお子さん自身は、金銭感覚のまだ身に付いていない年頃。
ですので、そんなに大きな金額でなくとも…という気もします。
ですが、ここで意識したいのは、むしろ親御さんの目線。
他の人からもらったお年玉と比較されるので、やはり相場通りで合わせたほうが無難です。
中学生 : 3000円~5000円
中学生は、なかなか微妙なお年頃ですよね。
お年玉の相場は3000円~5000円となっていますが、3000円では小学生と同じになってしまいます。
なので、ここは多めの5000円で考えたいところ。
お年玉を贈る意味には、「立派に育ったね、おめでとう」というお祝いの気持ちもあります。
中学生は、児童(子供)から少年へと、大きく成長する時期。
立派な成長へのお祝いの気持ちも込めて、奮発してあげたいところです。
高校生 : 5000円~1万円
高校生へのお年玉の相場は、「5000円~1万円」という意見が多いようです。
ただ、私としては「7000円~1万円」としたほうが良いと思います。
というのも、高校生にもなれば、バイトを始める子も多いからです。
今はアルバイトでも一日働けば、7000円ぐらいの時給はもらえる時代。「バイト一日分より少ないお年玉」では、格好もつきませんよね。
また、男の子も女の子も、遊びやオシャレを楽しみたい年頃。普段は勉強や部活に追われている子も、お正月ぐらいは思う存分に遊ばせてあげなければ、かわいそうです。
そうした資金の意味もあるので、奮発してあげたいですね。
お年玉って、そもそもナニ?
さて、こんなお年玉ですが、実は本来の目的は「お金をあげる/お金をもらう」ではありません。
もともと「お年玉=おとしだま」は、「たまもの=賜物、魂モノ」だと言われています。
伝統的なお正月では、神道の神様である「年神(トシガミ)」にお供え物をします。現代に伝わる鏡餅も、その年神への供え物の一つです。
そしてお正月が終わると、年神への供え物も下げられて、人々の手にわたります。
この、“下げられたお供え物”が、「年神(トシガミ)様からの“賜物”」=「お年玉」というわけです。
ですから、本来の神道行事の考え方にのっとって見れば、お年玉は、何もお金である必要はないんですね。江戸時代には、町人は扇、医師は丸薬を備えたとも伝わっています。
(※参考:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/お年玉)
一方、現代のお年玉は、お供え物を下げた“賜物”でもありませんし、神道的な意識をもって行っている人も、そんなに多くはないと思います。
ですが、習慣は時代と共に形を変えるもの。
今となっては、子供たちに“ちょっと豪勢なお小遣い”を、新年のお祝いとしてあげる行事になっていますが、それもまた“形を変えながら、受け継がれてきた伝統”なのだと思います。