借りたお金の返済計画~安心なキャッシングのために
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お金を借りる時は、必ず「計画的な利用」を心掛けるように…と言われますよね。
でも、お金を借りる計画って、いったいどういうことでしょう?
これは、「返す時の計画」と考えると、とてもわかりやすくなります。
さっそく、返済計画について考えてみましょう。
返済計画の、一番シンプルな考え方
お金の返済を考えるとき、一番かんたんな方法が、「毎月返済できる金額×返済回数」で考えることです。
たとえば、月々1万円の余裕がある場合、10万円借りたら、返済に10か月かかる…という考え方ですね。
ですが、この考え方では「金利」が入っていないので、実際にはもっと多くお金が掛かってしまい、返済が苦しくなりがちです。ですので、金利分もきちんと加えて計算しましょう。
金利の一番シンプルな計算方法は、次のようになります。
シンプルな 利息の計算方法
利息 = 借りた金額 × 実質年率 ÷ 365日 × 利用日数
先ほどの10万円借入、返済10か月の場合を、実質年率18%で計算してみましょう。(ここでは、一か月を30日と計算しますが、実際には31日間の月もあるので、もう少し変わってきます。)
10万円を年利18%で10ヶ月借りた場合の金利
10万円 × 0.18 ÷ 365 ×300日 = 14,798円
この金額を借入金額(10万円)に加えるので、総返済額は114,798円となるわけですね。
ですから、月々になおすと
11,479円が月々の返済額となります。
月々の余裕が1万円しかない…と考えると、これでは少し負担になってしまいそうです。返済日数や借入期間を調整して、考え直してみましょう。
返済計画を立てる時の注意点
返済計画を立てる時に、見落としがちなのが「先々の臨時出費」です。
毎月毎月、支出の金額がまったく変わらない…ということは、ありませんよね。たとえば自動車税の支払いがある月、賃貸住宅の契約更新料が掛かる月…といった風に、「一年の中で、その時だけ大きな出費があるタイミング」があります。
返済が急に苦しくなってしまったり、返済計画と実際がズレてしまう一番の原因は、こうした「臨時出費」の見落としです。特に、ギリギリで返済を続けている状態だと、「火災保険の契約更新で普段よりお金が掛かってしまったから、今月分の返済ができない…」なんてことにも。
怪我や病気、事故、災害など、予測不可能な臨時出費もありますが、保険の更新や税金の支払いなど、予定がわかっている臨時出費に関しては、きちんと想定して返済計画に組み込んでいきましょう。
返せる「ギリギリ」でお金を借りない
臨時出費のことや、金利のことを考えると、「返せるギリギリの金額」でお金を借りるのは、トラブルの原因になりそうですよね。やはり、余裕を持った返済プランを考えたいものです。
毎月の余裕のお金のうち、多くても半分ぐらいで返済できるように計画すると、安心度も高まります。月に1万円の余裕があるなら、毎月5000円ぐらいの返済で済むように計画してみましょう。