借りたお金の返済スケジュール・計画の立て方って?
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キャッシングやカードローンを利用するとき、「返済スケジュールの計画を立てることが大事」と、よく言われますよね。
そこで今回は、返済スケジュールの立て方、作り方について、基本のポイントを解説していきたいと思います。
返済スケジュールの基本は、とってもシンプル!
返済スケジュール…というと、難しい計算をたくさんして…なんとなく面倒で小難しい気がしませんか?私はそんな気がしてしまい、最初はものすごく苦手意識がありました。でも、基本のポイントって、実はとってもシンプルなんですよ!
そのポイントとは…
たったのこれだけです。
では、「たいへんになる」とか、「ラクチン」とか、いったいどういうことなのか、具体的に見ていきましょう。
返済スケジュールで変わるもの…月々の負担と金利
「返済期間が長いほうが、大変になる」という理由です。これは私なりの意見ですが…。
一つは、利息です。利息は、借りている“金額”と“期間”に応じて掛かってきます。なので、期間が長いほど=返済に時間を掛けるほど、払わなければいけない利息も増えていくんですよ!
もちろん、金利の上限は法律で決められているので、「利息の支払ばかりで、いつまでも借金が減らない」ということには、普通はなりません。ただ、借入額がとても多かったり、多重債務だったり…に加えて、長いこと返済できていないと、利息の負担も大きくなってきます。
もう一つは、精神的な負担です。いつまでもお金を借りていて、なかなか借金が無くならない…という状態は、精神的にもつらいものがあるんですよ。
ちょっとの金額でも、なるべく早く返済して、気持ちもスッキリしたほうが絶対に良いです。
そしてもう一つ理由があります。「現在の他社での借入残高」は、キャッシングやカードローンの審査の中でも、とても重要視されるポイントなんです。なので、たとえ少額でも、現在の借り入れがある=完済していない借金があると、新しくお金を借りるのが、ちょっとだけ難しくなるんですね。
それでも2~3社ぐらいの借入なら致命的な影響はないと思いますが、やっぱり「借金ナシ」状態のほうが評価が高いのも事実。だから、素早く返済してしまったほうが、次にお金を借りる必要が出てきたとき、スムーズになるんです。
こうした理由があるので、「返済期間は、長いほうが大変。短いほうがラクチン」なんですね。
でも、返済期間って長いほうがラクチンなんじゃないの?
キャッシングに慣れている方なら、こんな風に思ったかもしれません。
「ちょっと待って、返済期間って長いほうがラクチンじゃないの?月々の負担が少なくなるし…」
はい。実は、それも事実です。月々の返済額は、「借りた金額 ÷ 返済期間(+金利)」になるので、返済期間が長いほうが、月々の支払額は少なくなるんですね。
10万円を5回払いなら月2万円ですが、10回払いなら月1万円、20回払いなら月5千円です。(金利はいったん除いて考えます。)
ですから、一か月の家計だけ見れば、返済期間は短いほうがラクチン。でも、「借金がなかなか減らない」という生活を何か月も続けるのは、精神的にも経済的にも負担になります。なので私としては、「早く返してしまったほうがいい」と考えています。
無理のない範囲で、素早く返済できる計画のポイント
一番良いのは、「無理のない範囲で、できるだけ早く返せる返済計画」ではないかと思います。
“無理のない範囲”をどう考えるかがカギになりますが、これは月々の収入から生活費を引いて、残った分×0.8ぐらいで考えるとちょうどいいですよ!
(月収 – 生活費)×0.8 = 無理のない月々の返済額
消費者金融では、「×0.9」で計算するという噂もありますが、「×0.8」で考えたほうが、安心度が高いと思います。
また、「この計算でいくと、返済に20か月も30か月も掛かる!」という場合は、借入額を減らすように努力するのが、もっとも健全ではないかと思います。
借り過ぎになってしまうと、あなた自身も返済に追われ続けることになり、たいへんな苦労になってしまいます。
そうならないために、借り過ぎなくて良いよう、日頃から出費をコントロールしていきたいですね。